最近現場に入っていって改善おじさんをやっているのだけれど、その中で「しんぺいさんのファシリだと納得感もってなおかつ物事が決まっていく」と言ってもらえて、これがとても嬉しかった。納得感とものごとが決まること両方が必要な場合に、自分がファシリ…
よく「ビジネス〜〜」みたいな話の中で「他責思考をやめて自責思考になるべし」みたいな話がなされると思う。 これって「あいつのせいでXXできない」っていう考え方をやめえや、って話だと思うんだけど、その対義語?として「自責思考」ということが言われて…
軽く振り返りたい。 去年の10月からVPoTになって、ずっと手探りでやってきていつのまにか1年以上経ってた。 正直言って、始めてから半年くらいは「何を期待されていて、自分ができることが何で、それをどう進めるべきか」が全然わからなくて、自分が何をすべ…
fishmans-movie.com フィッシュマンズを最初に聴いたのは多分高校生の頃だったと思う。記憶はあまりたしかではないのだけれど、「Oh! Mountain」という、ライブ音源に編集を加えた一風変わったアルバムが多分ぼくのファーストコンタクトだったと思う。正直最…
最近、ベースの練習はフィジカル(指が正確に動く)の練習もだけど、それ以上にリズムに向き合う練習をしている。 リズムに関しては、「XXなイメージでリズムを感じるとノリが変わる」みたいな禅問答めいたことを言うひとが非常に多く、そこに対してエンジニ…
ひとによってネタバレの範囲は異なるし、いつまでネタバレを回避すべきかもというのも明確なラインはないように思うし、情報は受け手がフィルターすべきだと思っているので、受け手がフィルターできるように最初に書いておくけど、直接的なネタバレらしいネ…
年末年始なので、ふだんなかなかまとまった時間が取れずできないことをやろうと思い、メトロノームアプリケーションを作った。 世の中にはメトロノームアプリは掃いて捨てるほどあるのだけれど、十六分音符や三連符、あるいは六連符でクリックをならせて、し…
年の瀬なので、毎年恒例の音楽活動まとめをしようと思う。 例年はその年に作ったり関わったりした音源をバーっと紹介していたんだけど、今年は数が多すぎるので印象に残っているものやことをまとめていきたいと思う。 ひとさまの楽曲の編曲、レコーディング…
この10月から、VPoTという肩書がついた。公式な経緯などは会社のブログのほうに書いたのでそちらを読んでいただきたいのだけれど、こちらは個人の日記なので個人の日記レベルのことを書く。 VPoTになるまでは、テックリードという肩書で、社内を見渡して「あ…
コミュニケーションが成立するためには、双方の発信器官、受信器官(ここで言う器官というのは身体的な器官のことではなく、「メカニズム」くらいの意味だ)が健全に稼働していることが必要条件となることは言うまでもないことだとおもう。片方の受信器官が…
TL; DR 設定のリセットをして 設定のリセットをして スケールクオンタイズをクロマチックにする スケールクオンタイズをクロマチックにする LogicのアップデートでFlexPitchの挙動がおかしくなった Logic をアップデートしたところ、Flex Pitchを使っている…
コロナでSTAY HOMEな日々、いかがお過ごしでしょうか。わたしはといえば、友人のつるえさんと一緒にやっている音楽ユニット「錦玉もなか」(きんぎょくもなか、と読みます)で、リモートでファイルのやりとりをしながら、1stシングル「雨とブランケット」を…
最近わたしは副業で弾き語りミュージシャン向けに「編曲とトラック作成、レコーディングを格安で請け負います」ということを始めている(おかげさまでご好評いただいており、ありがたい限りです)のですが、音楽仲間から「しんぺいさんどうやって編曲やって…
gemとかが標準エラー出力に対して「deprecatedなメソッド呼んでるよ〜」みたいなwarningを吐いてくれることがあると思うんですが、自分のプロダクトコード側でそのメソッドを呼んでいるわけではなくて依存してる別のgemの気がする、犯人は誰だ!みたいなとき…
去年もやりましたが、12月となったので今年関わった音源を順に(記憶があいまいで、多少の前後があるかも)振り返りたいと思います。 夕暮れによせて 曲を作ったのは去年なんだけど、歌詞ができなくて放置していたやつ。歌詞がついたので歌った。この曲はコ…
ぼくは趣味としてずっとバンド活動をしているのですが、そのバンドのきちんとしたレコードを本日リリースしました(いままでは宅録音源とかライブ音源しかなかった)。特設サイトも作りましたので、そちらからぜひ購入ください。3曲入り600円からです。iTune…
builderscon2019に参加してきました。以下技術的ではない部分の振り返りです。技術的な部分の振り返りはまたあとで書きます。 今年はすごく自分のメンタルが乱高下する、とてもヘヴィなbuildersconとなった。というのも、まさに前回の記事に書いたことが起こ…
エンジニアの集まるカンファレンス(参加者の多くはソフトウェア・エンジニアだが、ものづくりするひとすべてを対象としたカンファレンスなので、暫定的に「エンジニア」という括りで話します)において、マッチングアプリ上で女性の外見を判別して自動でい…
ぼくはもう35歳で、どうあがいても中年のおじさんであるし、子供もいる「いい大人」のくせに、毎朝きちんと起きることができない。こうやって雑文を書いたり音楽をやったりすることでなんとか自分を保ってるような「現実不適合者」だ。だからいい歳してバン…
労働の現場においては、gemにオレオレパッチを当てたい、ということがまれにあります(あ、いい忘れてましたがこれからRubyの話をします)。もちろん、オレオレパッチは基本的には避けるべきものですが、そうも言っていられない深遠なる事情というのが、労働…
twitterに書いたやつ再掲+加筆。 Webフロントエンド、というかSPAの設計で、単なるwebAPIラッパーに対して「Repository」と名付けるケースが散見されるけど、ぼくはあれあまり好きではないです。というのも、Repositoryという名前がついてると、集約的なもの…
最近、高校の先生が「知識問題」「思考問題」という言葉を使ってらっしゃるのを聞いて、「なるほど、面白い分類だな」と思った。それ以来「知識問題と思考問題」という視点で物事を眺めるのが自分の中でブームとなっている。 もちろん、知識問題と思考問題と…
RubyのString#splitは、下記のようなおもしろ挙動を持っている " a\nb \t c \rd ".split(' ') # => ["a", "b", "c", "d"] これは(とうぜんのことながら)ちゃんとDocumentedである docs.ruby-lang.org 1 バイトの空白文字 ' ' 先頭と末尾の空白を除いたうえ…
誤解を産んでいそうだったので追記します。ここでいうApplicationServiceというのは、いわゆるレイヤードアーキテクチャのアプリケーション層のApplicationServiceレイヤの話です。別の言葉だと、「Usecase層」とか言う言葉で呼ばれたりするアレのことです。…
まずこちらをお聞きください。つるえさんというボーカリストの方に楽曲提供をさせていただきました。ぼくは作詞・作曲・編曲・コーラス・ギター・ベース・打ち込みを担当しています。 soundcloud.com つるえさんと知り合ったのは荻窪にあるアルカフェという…
前回の記事の続きです。 前回は、「時代が変わるとサーバーアプリケーションの役割も変わるよね。そうすると必要な要素技術も変わっていくよね」という話でした。今回は、じゃあ「サーバーアプリケーションがJSON喋るマンになって、クライアントアプリケーシ…
最近、2019年のwebAPIの設計まわりの問題について考えていて、問題とその周辺技術の整理を自分の頭の中でしています。 で、その内容をたぶん何回かに分けて書きますが、初回の今日はちょっと導入として浅めの部分を整理してみようと思います。 昨今、サーバ…
やんざむ先生のこのツイートを見て考えたことをまとめます。 UseCase がわからない... FizzBuzz で「3の倍数のときは fizz が返る」「5の倍数のときは buzz が返る」「3の倍数かつ5の倍数のときは fizzbuzz が返る」「3の倍数でも5の倍数でもないときはその…
ぼくは空気を読むのが得意な方ではない。と書き始めて思ったけれど、そもそも、おそらく「自分は空気を読むのが得意で」などと自信を持って言えるひとはそうそういないかもしれない。頭ではそうわかっているのだけれど、感情の部分で「"空気を読むのが得意で…
んーー TemplateMethodPattern は乱用されがちな気がするなあ— しんぺい a.k.a. 猫型蓄音機 (@shinpei0213) 2019年1月11日 Template Method Patternを使いたくなったときは一度引いて見てちゃんと解放閉鎖原則を満たすかどうかを考えて見てもたぶん損はない…