2019-01-01から1年間の記事一覧

2019年音楽活動振り返り

去年もやりましたが、12月となったので今年関わった音源を順に(記憶があいまいで、多少の前後があるかも)振り返りたいと思います。 夕暮れによせて 曲を作ったのは去年なんだけど、歌詞ができなくて放置していたやつ。歌詞がついたので歌った。この曲はコ…

「ラウンドアバウト - EP」をリリースしました

ぼくは趣味としてずっとバンド活動をしているのですが、そのバンドのきちんとしたレコードを本日リリースしました(いままでは宅録音源とかライブ音源しかなかった)。特設サイトも作りましたので、そちらからぜひ購入ください。3曲入り600円からです。iTune…

builderscon2019振り返り(not技術編)

builderscon2019に参加してきました。以下技術的ではない部分の振り返りです。技術的な部分の振り返りはまたあとで書きます。 今年はすごく自分のメンタルが乱高下する、とてもヘヴィなbuildersconとなった。というのも、まさに前回の記事に書いたことが起こ…

エンジニア・コミュニティにはオープンであってほしい

エンジニアの集まるカンファレンス(参加者の多くはソフトウェア・エンジニアだが、ものづくりするひとすべてを対象としたカンファレンスなので、暫定的に「エンジニア」という括りで話します)において、マッチングアプリ上で女性の外見を判別して自動でい…

ある種の無自覚な傲慢さについて

ぼくはもう35歳で、どうあがいても中年のおじさんであるし、子供もいる「いい大人」のくせに、毎朝きちんと起きることができない。こうやって雑文を書いたり音楽をやったりすることでなんとか自分を保ってるような「現実不適合者」だ。だからいい歳してバン…

モンキーパッチよりも古式ゆかしいpatchのほうが良いシーンがあるという話

労働の現場においては、gemにオレオレパッチを当てたい、ということがまれにあります(あ、いい忘れてましたがこれからRubyの話をします)。もちろん、オレオレパッチは基本的には避けるべきものですが、そうも言っていられない深遠なる事情というのが、労働…

webフロントエンドからwebAPIを呼び出すのをwrapするアレの名前

twitterに書いたやつ再掲+加筆。 Webフロントエンド、というかSPAの設計で、単なるwebAPIラッパーに対して「Repository」と名付けるケースが散見されるけど、ぼくはあれあまり好きではないです。というのも、Repositoryという名前がついてると、集約的なもの…

知識問題と思考問題

最近、高校の先生が「知識問題」「思考問題」という言葉を使ってらっしゃるのを聞いて、「なるほど、面白い分類だな」と思った。それ以来「知識問題と思考問題」という視点で物事を眺めるのが自分の中でブームとなっている。 もちろん、知識問題と思考問題と…

rubyのString#splitのおもしろ挙動

RubyのString#splitは、下記のようなおもしろ挙動を持っている " a\nb \t c \rd ".split(' ') # => ["a", "b", "c", "d"] これは(とうぜんのことながら)ちゃんとDocumentedである docs.ruby-lang.org 1 バイトの空白文字 ' ' 先頭と末尾の空白を除いたうえ…

RailsのControllerにApplicationService相当のロジックを書くのはありなしや?

誤解を産んでいそうだったので追記します。ここでいうApplicationServiceというのは、いわゆるレイヤードアーキテクチャのアプリケーション層のApplicationServiceレイヤの話です。別の言葉だと、「Usecase層」とか言う言葉で呼ばれたりするアレのことです。…

Sounds Around (My Life) has released!

まずこちらをお聞きください。つるえさんというボーカリストの方に楽曲提供をさせていただきました。ぼくは作詞・作曲・編曲・コーラス・ギター・ベース・打ち込みを担当しています。 soundcloud.com つるえさんと知り合ったのは荻窪にあるアルカフェという…

2019年のwebAPIの設計を取り巻く問題と技術シリーズ そのに 「ビジネスロジック」は誰が持つべき?

前回の記事の続きです。 前回は、「時代が変わるとサーバーアプリケーションの役割も変わるよね。そうすると必要な要素技術も変わっていくよね」という話でした。今回は、じゃあ「サーバーアプリケーションがJSON喋るマンになって、クライアントアプリケーシ…

2019年のwebAPIの設計を取り巻く問題と技術シリーズ そのいち 導入

最近、2019年のwebAPIの設計まわりの問題について考えていて、問題とその周辺技術の整理を自分の頭の中でしています。 で、その内容をたぶん何回かに分けて書きますが、初回の今日はちょっと導入として浅めの部分を整理してみようと思います。 昨今、サーバ…

FizzBuzzを題材にユースケース層についてを考えるのはおそらく無意味な気がする

やんざむ先生のこのツイートを見て考えたことをまとめます。 UseCase がわからない... FizzBuzz で「3の倍数のときは fizz が返る」「5の倍数のときは buzz が返る」「3の倍数かつ5の倍数のときは fizzbuzz が返る」「3の倍数でも5の倍数でもないときはその…

「当事者」になれないわたし

ぼくは空気を読むのが得意な方ではない。と書き始めて思ったけれど、そもそも、おそらく「自分は空気を読むのが得意で」などと自信を持って言えるひとはそうそういないかもしれない。頭ではそうわかっているのだけれど、感情の部分で「"空気を読むのが得意で…

Template Method Patternがマッチする場合、マッチしない場合

んーー TemplateMethodPattern は乱用されがちな気がするなあ— しんぺい a.k.a. 猫型蓄音機 (@shinpei0213) 2019年1月11日 Template Method Patternを使いたくなったときは一度引いて見てちゃんと解放閉鎖原則を満たすかどうかを考えて見てもたぶん損はない…