近況報告

ウォーターセルにjoinして思ってること書きます。技術以外の話です。

わたしはおいしいものがすごく好きだし、人間の生活における幸福のうち6割はパンで満たされると思ってる(人はパンのみで生きるわけではないけれど半分以上はパンを食べる喜びで生きていると思ってる)んだけど、ではそれを支える一次産業がどれだけ「見返り」を得ているかということを思うと、正直いって「不当に少ない見返りしか得ていない」って思うんですよね。でもそれはお金のしくみと日本の土地利用の仕方とかいろいろ考えると「現状ではどうしてもそうなってしまう」という部分はあるとも思ってる。資本主義って、価値があれば自動的にお金が生まれるような単純な話ではないしね。

そういう中で、一次産業に対して付加価値を与えられるような仕組みを作るってのはすごくわたしにとっては意味のある仕事で、だからやっぱりウォーターセルのやってることはすばらしい事業だと思う。一方で「わたしが金銭的にも幸せになる」ということを考えたときに一次産業 "だけ" を向いていても金銭的に報われないことはもう見えてる。ウォーターセルも農家さんも金銭的に幸せになるためにはそれだけでは難しいと考えている。

だから「農業をITで支援する」って言ったときに一次産業だけに目を向けててもどうしようもなくて、一次産業から三次産業までを今までありえなかった形でつなぐみたいなやりかたしないとだめなのかなって思ってるんだけど、「じゃあそれを実現するにはどうするんですか」って言われたら全然わかんないし、今やってる仕事が直接それにつながるわけでもないな、とも思っている。けどまあ千里の道も一歩からなので、今できることを愚直にやりながらいろいろ模索していくしかないよね〜というのが最近の気持ちです。

ということを今日体調悪かったから会社に行かないで休んでて夜元気になってから家でこの時間まで仕事してて考えたよって話でした。おお、技術に全く触れていない完全なる雑文であるぞこれは!(雑文久々に書けたのでうれしい)