2015年、8月20日から22日までの三日間、プログラマの夏フェスことYAPC::Asiaが今年も開催されます。わたしもトークを応募した。
YAPC::Asiaってなに?
世界最大のYAPCが最後の大花火をぶちあげにもどってきました!YAPCはYet Another Perl Conferenceの略で、Perlに関するカンファレンス・・・いや、お祭りです!Perlだけに限らず、様々な分野のギーク達が集まり技術の話と楽しさに満ちた三日間のお祭りが開かれます。Perlに関連する事に興味がなくとも心配する必要は全くありません、YAPC::Asia Tokyo 2015は技術者であれば誰でも楽しめるカンファレンスです。
今年も様々なゲストを集めて熱いトークが交わされます。世界中のギーク達がどんな事を今を考えているのか行っているのか、是非皆様も体験しに来て下さい!
どんなトークを応募したの?
こちらに詳しいですが、ブログにも同じ内容を載せておきます。
概要
「データ構造やアルゴリズム、計算量について知っておく事は、プログラマにとって、とても大切なことです」といろんなところで言われています。一方で「そんなの知らなくっても降ってくるお仕事は片付けられるもんねー」というのも、まあ、たしかにそうですね、という感じがします。でも、データ構造と計算量のことを知らないでいると、カジュアルに下手なインデックスを貼ってしまったり、単純な集計のはずなのに6時間動き続けて返ってこない……のようなスクリプトを書いてしまったりすることがあるので、やっぱり、プログラマにとってデータ構造やアルゴリズム、計算量の基本を知っているというのは、とても大切なことなんじゃないかな、とわたしは思っています。少なくとも、「計算機の気持ちになってコードを読み書きする」ときの助けになることはたしかです。
でも、やっぱり計算量の話とかって、とっつきづらいですよね。「でもさー。わたし、文系なんだよね。なんか計算量がどうこうとかいうひとたちって数式でしゃべるじゃん。log とか? アクセスログかよって思う。日本語でしゃべれって感じだよね」みたいな。わたしも文系卒なので、そんな気持ちはよくわかります。というか、わたしはそう思っていました。この発表は、そんなひとたち(つまり、昔の自分)がなるべく苦痛を感じないようにデータ構造と計算量に触れ、その後の独学独習の助けになるような基礎的な知識をつけてもらうことがゴールです。
アジェンダ(仮)
- 連結リスト
- ハッシュテーブル
- B+ツリー
- スキップリスト
以上のデータ構造について見ていきながら、時間計算量と空間計算量について、なるべく平易に、しかし嘘をつかないように、実際の事例を交えながら学んでいきます。
対象となる方
- コードを書くことはできるけど、「このデータはメモリにどう展開されるから〜」とか言われるととたんに置いていかれるひと
- アルゴリズムやデータ構造などに対して苦手意識が強い
対象とならない方
- 上記のデータ構造をすでに理解できているひと
もし気になるようでしたら、ぜひ上記リンクからトークのページへ飛んで、各種シェアボタンで応援してくださると嬉しいです。