ya8 2024に参加してきた #ya8

uzullaさん主催の「みんなで作るテックカンファレンス」のya8に参加してきました。

わたしはアンカンファレンススペース担当として、二日間アンカンファレンススペースの切り盛りをさせていただきました。アンカンファレンスのキモは「一方通行ではなくて参加者みんなで議論する」だと思っているのですが、実際二日間においてほとんどずっと活発な議論が行われていて、参加して発言してくださったみなさんに大変感謝しています。しかも、「いつメン」の同窓会ではなく、いろんな方が発言してくださっていて、ほんとうにいいアンカンファレンスになったなと思っています。

議論の内容については余裕ができたら改めてまとめるかもしれません。

さて、実は私は、約5年ぶりくらいのカンファレンス参加でした。長い間カンファレンスに出席していなかったのには実は理由があります。詳しい理由は控えるのですが、ひとことで言うと、以前「自分とテックコミュニティの関係のあり方を見直すべきだ」と感じる出来事があり、その見直しにこれだけの時間がかかった、という感じです。見直しに時間がかかっているあいだ、テックコミュニティとの関わりを意識的に避けていましたが、少しずつ整理がついていった中で改めて思ったのは「テックコミュニティにうけてきた恩を自分はテックコミュニティに返し切れているのか?」ということでした。当然返しきれていないわけで、そうであるならば改めてコミュニティに対して恩送りをしないといけない、という当たり前のところに帰ってきて、その最初のきっかけに選んだのがya8にアンカンファレンススタッフとして関わる、という一歩でした。ya8で久々に会ったエンジニアの友人たちに「リハビリ中なんです」と言っていたのは冗談でもなんでもなく、本気でそういう状態だったんですね。

そんな中で、@KentarouTakedaさんに嬉しい声をかけていただきました。曰く、以前私がカンファレンスで行った発表が仕事で実際に役立ち、しかもそれをきっかけに別イベントに登壇もされたということでした。これは私にとってはとても嬉しい声かけでした。「自分の知見をコミュニティに還元することで、新しく知見のサイクルが回っていく」ということが起こったということを実感させてもらえたということでもあります。

自分は長い間テックコミュニティとの関係のあり方をいろいろと悩んでいたりしたのですが、これを聴いて改めて「コミュニティに対して自分の経験や知見を還元する」というすごくシンプルな関わり方を中心にしていればよい、そのシンプルさを見失わないようにいよう、と改めて思うことができました。

自分にとってはとても良い「リハビリ」「再出発」の機会となりました。主催してくださった uzulla さん、お疲れさまでした & ありがとうございました。これをきっかけにまたテックコミュニティに対して積極的に関わっていこうと思います。