コーディングエージェントは新しいコンパイラのようなもので、自然言語で仕様を記述したものが新しい「ソースコード」となる、という言説があるけど、ぼくはいまのところそうは思わない。なぜなら、コンパイラの動作は決定的である一方、LLMによる処理は非決定的であるという大きな違いがそこにはあるから。そうなると、プロダクトの仕様からソフトウェアのふるまいを決定的に記述するための技術、というのが鍵になりそうだと思うけどれど、その抽象度は今のプログラミング言語とどれくらいの違いがあるだろう? ぼくはちょっとわからない。