2025年Good
バンドセットでのライブ
5月に久々にアコースティックセットではないちゃんとしたバンドセットのライブをやった。BLUE MOODという箱で、音響的にも雰囲気的にもかなり良い箱だったと思う。お客さんにもたくさんきてもらえて、感想も上々という感じで、半年くらい準備していてよかった、という感じ。
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じつは3曲ほどライブ初披露の曲があった。初披露が3曲というのは、会社員兼業バンドとしてはけっこうチャレンジングなことをやっていると思うのだけれど、限られた練習時間の中でアレンジ、演奏をだいぶ仕上げられて、バンドとしての地力が上がってきていることを感じた。全員40代にもかかわらず、一生懸命やることで向上というのはできるもんである。
このバンドは、「シティポップ系」とか「良質」と評してもらうことが多いのだけれど、自分はロックバンドのつもりでやっていて、ロックバンドの本懐はやはりライブであるとも思っている。であるにもかかわらず、なんとバンドセットでのライブは2022年ぶりということで、せめて一年に一度くらいはバンドセットでのライブを続けていきたいものである。
やっているユニットの曲が島村楽器の店内BGMに選出された
八巻千鶴さんとやっているユニット(こっちはロックバンドのつもりはなくて、ポップスユニットというつもりでやっている)「錦玉もなか」の曲、『天色reverb』が島村楽器の店内BGMに選出された。
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錦玉もなかの全ての曲は作詞、作曲、編曲、レコーディング、ミックス、マスタリングを自分でやっていて、それを島村楽器の「音源センセイ」という企画に提出した結果ありがたいことに店内BGMとして選出していただけた。錦玉もなかの楽曲の「顔」はとうぜんボーカルなわけで、八巻千鶴さんの素晴らしいボーカルが島村楽器に認められたことはたいへん重畳である。この曲についてはアレンジがかなり気に入っていて、錦玉もなかのいまのところの最高傑作ではないかと思っている。思っているので、それがきちんと第三者に認められたのはほんとうに嬉しいことだ。
ボーダーレスな音楽活動ができた
2月と10月にそれぞれ、友人の主催する音楽会(のようなもの)に参加した。2月の音楽会で特筆すべきは、サックスとピアノとギターのトリオで自作の楽曲をやったことだと思っていて、この曲はポップに聴けつつもビバップマナーを随所に散りばめた、けっこうジャンルとしてくくるのが難しい曲で、自分としては今年できたものの中でいちばん「面白い」というか、意欲的な作品になったと思っている。内輪の音楽会でやったもので、音源、映像の公開の許可をメンバーにとっていないのでここに載せられないのが残念である。
10月の音楽会では、久々にスーツを着込んでクラシック楽曲をやった。サン・サーンス作曲『動物の謝肉祭』より、『象』と『白鳥』をやったのだけれど、本来コントラバスおよびチェロで演奏される楽曲を、セミアコフレットレスベースで演奏した。聴いてくれたひとたちが「ちゃんとクラシック曲として成立していて、しかも聴いたことのない編成で、面白かった」と口々に言ってくれたのがかなり嬉しかった。これも内輪の音楽会でやったものなので公開された音源、映像はない。
ぼくは音楽ならけっこうなんでも好きで、ジャンルに貴賎はないと思っている。だからこういうボーダーレスな音楽活動ができることがすごく楽しいし、そういう音楽を一緒に楽しんでくれるコミュニティがあることはとても幸せなことだと思う。
2025年Bad
なんと、バンドでもユニットでも、今年は音源をリリースしていない。由々しきことである。もう中年であるからして、残された人生の時間を意識しなければならない。ゼロにはなにをかけてもゼロなので、一年にゼロリリースのペースで生きていったらもう残りの人生でリリースできる音源はゼロ、ということになってしまう。音源を残して発表する、ということは、単に「売れたい」の話だけの話ではない。「そのときの自分たちの精一杯」を形に残すことには、かなりの価値がある。
いやまあ本音を言えばそりゃ売れてほしいんですよ。1000億再生されて、みんなで会社員やめて、スタジオ作って、そこで作った音源で家族の学費を稼ぎまくって過ごして行けたら一番いいんだよ。けど、そうなれなかったとしても、「このときに自分たちの音楽はこうだった」を残すことは、ぜったいにいいし、音源を残したことでいろいろな方と知り合う機会になっている友人も多い。記録を残したら、ひょんなことから知ってくれるひとが増える。べつに増えたところで「みんなのうた」に採択されるわけではない。ないけれど、そこで得た縁は、ぼくの音楽人生を絶対に豊かにしてくれる。だから、音源は、作って、発表するべきなんだ、と思っている。
まあでも罷り間違ってまじで1000億再生されたらいいよね。1000億再生されたらこんどはこんなにゆるくできなくなって嫌になっちゃうかもだけど……。ていうかそれだけ再生させるためのプロモーションも各種配信サイトのプレイリストeditorにピッチ(宣伝)を送ることくらいしかしていないけど。ラジオとかにはまた今度投稿してみてもいいかもな。
幸い(?)1月にリリースが予定されている情報未開示の曲が1曲、すでに手元でミックス、マスタリングに進んでいるユニットの曲が2曲、年内ギリギリでレコーディングが終わりそうでミックスに進めそうなバンドの曲が1曲、リズム隊だけは録り終わっているバンド曲が2曲あるので、来年はもっとハイペースで、音楽人として生きた証をネットの海に残していきたい。
来年の抱負
前述のとおり、手元で停滞してしまっている音源がいくつかあるので、これらは全て来年リリースしたいと思っている。上期にこれらをリリースした上で、下期にはバンドセットでのライブをやる、というのが目標となるが、べつに仕事でやってることじゃないのでいくら目標を下方修正してもよい、ということを考えると、錦玉もなかは上期にこれらをすべてリリースした上で、リリース周知もかねてライブを1度は行いたい。下期にさらに1曲リリース、さらにもう一度ライブをしたい。バンドのほうは上期はとにかくレコーディングをハイピッチで進め、手元にある三曲をリリースした上で、下期にはバンドセットでリリース周知を兼ねたライブを行いたい。
とはいえ、ユニット活動もバンド活動も相手がいることなので相手のペースというものも大切だ。もしもこれらの目標が難しいようであれば、そのぶんいろんな友人のボーカルをfeaturingして音源を作り上げていくくらいのアグレッシブさを取り戻す必要があるなと思っている。